高校時代(20年以上前)にWOWOWスーパーサッカーのイタリアセリエAにハマって以来、大のイタリア&イタリアサッカー好きです。
そう見えないかもしれないけど(笑)
どのくらい好きかというと、具体的には、大学卒業旅行はイタリアにバックパック旅行に行き、新婚旅行も含めて計4回イタリアに行きました。
学生時代は、イタリア人シェフのいるイタリアンレストランに飛び込んでバイトに雇ってもらい、イタリア語での日常会話とNHKイタリア語会話での独学で、イタリア語検定3級を取得。
高校~大学にかけて、何気にイタリア三昧な生活をしてたわけですが、ここで大きな影響を与えてくれた重要人物が2人。
ひとりは、WOWOWスーパーサッカーの解説をしていたジャンルカ・トト富樫(故・富樫洋一さん)、もうひとりがNHKイタリア語会話のMCだったジロラーモ。
富樫さんは日本人だけど、とにかくイタリアにかぶれまくった人で、サッカーに限らずイタリア文化についても、イタリア人ぽく陽気で楽しそうに解説していたのが印象的。ジロラーモは周知の通り。
この2人がイタリアの良さや楽しさを教えてくれました。
それ以降、何かと物を選ぶときはイタリアっぽいものに惹かれる傾向に。
※スポーツブランド「FILA」フード付きアウターと、イタリアの自転車メーカー「ビアンキ」のボディーバック。
仕事でイタリアに行った際には、車窓だけどトリノにあるドデカいFIAT工場を見たりもして、いつかはイタリア車に乗ってみたい、と思うように。
とは言え、家族がいると、ゆったり乗れて、荷物も載せられて、燃費も良くて、という車にどうしても行きがち。外観の優先度はその次。
これまで、乗った車はというと、ダイハツの軽、マツダの普通車、そして今のスズキのスペーシア。基本的に妻が乗ることを想定して彼女が乗りやすい車を選んできました。これまでは自分が電車通勤とかで、一家に一台あれば十分だったので、これで良かった。
そこに千載一隅のチャンス。
2台目を購入する機会が、今回訪れたのでした。妻とひと悶着あったのは前回の記事の通り。
家族全員が乗ることは考えず、多くの荷物を載せる必要もなく、予算内で自分が乗りたい車に乗れるチャンス。
当然、選ぶのはイタリア車でした。
妻から「ほかに国産車で無いの?」と言われた時、正直、本当にイタリア車以外、何にも頭に思い浮かばなかった。自分でもびっくりするくらいマジに、頭のなか空っぽ状態。
え!? ・・・ない、本当に、ない。という感じ。
ということで、お許しを受けて今回購入する車が、
FIAT 500(フィアット・チンクエチェント)
です。
それでも、家族のことを考えて「FIAT PANDA(パンダ)」というのも検討しましたが、こちらは価格が高めで、そもそも数が少なかったので断念。でも、このPANDAも一度は乗ってみたい車です。
ちなみに、FIATはイタリアを代表する自動車メーカーではあるけれど、その他にも、アルファロメオ、フェラーリ、ランボルギーニ、ランチアなどがあります。その中で、なぜFIATかというと、デザインのほかにも、この中では圧倒的に安価でコンパクトだから。
それ以外はむしろ、高級車だったりスポーツカーだったり。場合によっては、我がゼロキューブの駐車場に収まらない(笑)
さて、今回のFIAT500ですが、10年落ちの10万km超えで本体価格35万円でした。
中古車を買うの初めてなので、幼馴染の自動車整備工やプライベートで師匠と仰いでいる世界的タイヤメーカーの販売員に何度も相談して、一度は販売店で現物を見てもらったりして。
まぁ、これなら大丈夫でしょ、というお墨付きを得て買うことを決めました。
と言っても中古車なんてほとんど博打なので、壊れるときは突然すぐ壊れるもの。それを想定して、35万円をどぶに捨てる覚悟で買うわけです。それが中古車を買う時の心がけ、だとか。
本日は仕事を休んでいて、車庫証明を取りに行きます。印鑑証明とともに販売店に送付して手続きがスタートします。あ~待ち遠しいぜ。
その待ち遠しさが顔に出ないように気をつけないと( ̄▽ ̄)